数学への憧れ - Gloriaの知財レシピ集

数学への憧れ

昔から、数学に対する一種の憧れのようなものを密かに抱いている。

それは、私が学生時代に数学でだいぶ苦戦したことから、数学が得意な人に対する尊敬の念から生じたものでもある。

その他に、数学者の中には、岡 潔、森 毅、藤原 正彦など、優れた文学作品や随筆などを残す人々が多く存在し、またこれらが悉く私好みの理路整然とした、無駄のないかつ柔らかく美しい文体であることから、「数式の美しさに惹かれ、数学に身を捧げる人々であるからこその感性・情緒」といったものに感銘を受け、それが益々の憧れを招いている、といった事情もある。

そもそも、特にかつては、数学は高尚なものという印象が一般にあり、また実社会にあまり役立たないように考えられていることが多かった。また、日本では数学の道に進む者が極めて少なく、我が国の数学関連博士号の取得者数は、米国の10分の1にも満たない。さらに、数学系博士号を取得した後、民間の企業に就職する者は、全体の1~2割程度しかおらず、そのことが益々、一般の下々の者には決して手の届かない、雲の上の学問、といったイメージを生み出している。

しかし、近年のAIの発展に伴い、人工知能の開発に大きく貢献し得る数学系人材が、徐々に引く手あまたになってきているようである。

例えば、ChatGPTでは、ベクトル演算を使って、文脈上で次に来る言語を予測したり、あるいは線形代数を使ってデータの重み付けを行い、精度を高める、といった数学的処理が利用されている。このようなことから、数学人材を欲しがる企業が増えて来ているようである。

上述のような数学に対する認識やニーズの変化から、数学について解説するYouTubeチャンネルが人気を集めているとか。

試しに私も、「予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』(ヨビノリ)」というYouTubeチャンネルを試聴してみた。

なるほど、予備校生になったかのような楽しい気分で黒板を眺め、数学の学び直しが出来る。

高校時代の私は、「積分?ざっくりとは、バームクーヘンの断面から、360度分を再生したときの体積を求めるような、そんな感じ?よね。」程度の理解度しか得られなかった。
今度こそは、ヨビノリの明瞭な解説で、数学が真に「分かる」ようになるだろうか。

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