先日、久しぶりに、日本弁理士会東海会が入っている名古屋商工会議所の建物内の会議室で、face to faceのセミナーを受講して来ました。

最近は、オンラインで手軽に、いつでも何処でもセミナーを受けられるようになって来ていますが、それでもライブで受講する講義の素晴らしさは、不変のように思います。

まず第一に、他の受講生の様子や反応を伺うことが出来、どのような点に他の人が関心を示すのかも、垣間見ることが出来ます。

また、参加者の間で活発に質疑応答や議論が行われる場合もあり、単に一方的に講師の講義を聴講するだけでは得られないような、新たな視点・情報を得ることも出来る事があります。

先日のセミナーでも、飛び入り的に参加された受講者の中に、ユニークな視点の発言を沢山される方がいて、熱心に拝聴していました。
後に、その方が、元裁判官の著名な弁護士先生であることを知り、感激して帰りました。

このように、当職は今でも、ライブでセミナーを受けるのが結構好きであります。

音楽愛好家においても、どんなにＣＤなどの手段で自宅で手軽に録音を聴けるようになっても、音楽ホールに出向いてライブで演奏を聴きたくなるのと同じで、やはり直接に濃い内容のセミナーを話し手から聴けるのは、ある種の贅沢な時間を味わえる、貴重な機会ですね。

(2025.11.01)